“フツー”の女子大生が「スポーツで世界を変える」まで

トビタテジャーナル1

自己紹介

大河内 瑞穂(おおこうち みずほ)

中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科4年次休学

中京大学附属中京高等学校出身

トビタテ4期 多様性人材コース

留学期間 合計12ヶ月 2016年4月~2017年3月

留学先 フィリピン2ヶ月 カンボジア7ヶ月 アメリカ3ヶ月

最大の夢 「スポーツで世界を変える」こと

 

留学計画

私は知っている、スポーツが持つ不思議な力を。20年生きるなかで、スポーツによって誰かや何かが変わる瞬間を何度もこの目で見てきたからだ。そして、「スポーツで世界を変えたい」そう願う一員でもある。

トビタテ申請様式、留学計画概要の冒頭。

これまで、さまざまなスポーツをしてきた。例えば、生後数ヶ月から20年以上、単なる習い事として、競技者として、先生として、趣味として水泳に携わってきた。他にもその時々に楽しんだものもある。真剣に取り組むことで、ルールだったりチームメイトだったり、何よりも自分自身と向き合えることが良さの1つだと思う。今思えば、自分と向き合ったことが確実に成長と自信につながっている。

さらには、オリンピックをはじめとした大会の観戦・報道を受け、アスリートの素晴らしい動きに魅了され、感情移入し、時には堪えきれずに涙を流したこともある。アスリート達が残す遺産に心動かされる。自分のことでもなんでもないのに。

これら経験は決して私だけが持っている特別なものなのではない。むしろ多くの人が経験しているのではないのか。こんなに普遍的なものにも関わらず、スポーツが持つ力は計り知れない。

では、どうやって「スポーツで世界を変える」のか、そもそも「世界を変える」とは何なのか。

拍子抜けだが、明確な答えはまだない。そしてまた、さまざまな組織が模索し続けていることを知っている。

私にとって「スポーツで世界を変える」とは。 手段は。

これらを熟考・定義するために渡航し、各分野で活躍する人の側で経験を積み、知見を広げる。活動形式はインターンシップ、現地調査がメインにあり語学研修も含んでいる。

「やってみたい」「見てみたい」それだけが原動力。

私はこの計画に誇りを持っている。

 

留学のきっかけ

ずばり、トビタテ留学JAPAN!日本代表プログラムそのものにある。

もともと、目立ちたがり屋で好奇心旺盛だった。ちょっと人とは変わったことをしたいと思っていたし、常にワクワクを求めていた。人生において「何かしてみたい」そんな気持ちは結構強い。

そんな、反面、私の大学生活はどうだろうか。ある程度勉強をして、バイトして、サークルして、遊んで。面白いと感じることはあっても、本気で人生かけられそうかと聞かれたら分からない。ずば抜けた専門性なし。なんて“フツー”なんだろう。それでも大学生活は結構楽しいし環境に恵まれている。

そんな、なんとなくもやもやしていた大学3年の始め、いきなり飛び込んできたのがトビタテ留学JAPAN!日本代表プログラム。ゼミの教授から渡された1枚のチラシと「これいいぞ」の一言。

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直感で、挑戦できる学生最後のチャンスだと思った。

どこかで言い訳にしていた「時間」と「お金」問題が解決するから。さらに、刺激的な仲間に出会えると感じたから。

なにかが変わると思った。

それからは、トビタテについてはもちろん、何がしたいのか、今は何ができるのか、将来何ができそうか、私にしかできないことは何なのか。締め切りまでの半年間、真剣に考えて、調べて、どんどん絞った。

今思えば、トビタテ応募に費やした半年間は自分自身を見つめ直す、最高の機会であり、“フツー”だと思っていたこれまでの人生にも、自分にしかできないことや特別な経験が小さいながらも存在していた。最終的に「スポーツで世界を変える」そんな思いがあったことにもやっと気がつく。

 

現在

現在はカンボジアでインターンシップをしていて、ちょうど2ヶ月が経つ。所属しているのはオリンピックメダリストの有森裕子が代表を務めるNPOハート・オブ・ゴールド。「スポーツを通じて国境、人種、ハンディキャップを超えて希望と勇気の共有を実現」を目指している。

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組織がいくつもプロジェクト抱えるなかで、私はカンボジア中学校体育科教育指導要領作成、障がい者陸上連盟の支援を中心に活動している。本当にどれもやりがいがある。

ただ、現実を伝えよう。

  • インターンシップ期間でできることは限られている。
  • 通常のNGOには人材育成にかけている時間はまるでない、インターンならなおさら。

残念ながら本当だ。しかしながら、同時に、以下のラッキーポインツが私を超味方している。

いろんな人に会える 会えすぎる環境

カンボジア政府レベルでのプロジェクトになるため、自然といろんな人が集まる。特に大学教授からフリーランスまで、とにかくずば抜けて何かに長けている人が多い。そんなスペシャリストの仕事のこなし方から話し方、雑学まで、この時期に人生についての考え方を知ることができるのは財産以外の何ものでもない。

仕事を任せてもらえる環境

なぜなら、職員全員が多忙を極めているから。それぞれにそれぞれの仕事がある。だから、どんどん仕事がまわってくる。しかも、やりたいことを提案すれば、忙しいのにも関わらず、どんな形であれ必ずやらせてくれる。自然と見てみたいことを見て、深堀りしていくことができてしまうのだ。なんと!

こんなスーパーラッキーガールの私だが、恥ずかしながらバックグラウンドや知識が全然追いつかない。話を聞いたり、経験するたびにその数倍の時間が調べごとや読書に費やされる。仕事・経験→勉強→仕事・経験→勉強→・・・常に同時進行。アクティブラーニングとはこのことなのか?実際の生活はこんな感じ、休みなし。勉強に対する環境は確実に日本の方が整っていると思うので、最初にKindleを勧めてくれた4期下山くんには本当に感謝している。

 

留学を広義する

応募当初、私にとって留学とは「一歩飛び出してみる」ことだった。今までの経験がどう世界とつながるか、見てみたかったし・やってみたかった。それだけ。

今はどうだろうか、大学留学でも研究室留学でもない文系の留学の答えとはなんだろうか。

「共感との出会い」

今はこの言葉がしっくりきている。実際、人や経験との出会いのなかで、何かに「共感」するたびに、新たな道が開けていく感覚があるからだ。具体的に表現すればネットワークという言葉にもなるだろう。活動内容はもちろん、誰かや何かに対しての強い「共感」を見つけるために行動している部分が大きい。こう思えるようになったのは、最初の一歩があったからこそ。とにかく、どんなに小さくても、自分が行動をおこさない限りは見える世界は簡単には変わらないし、結局すべては、やるか・やらないかに集約されるのだと感じている。

最後に、私を採用してくれた、あの時の面接官に、胸を張って帰国報告できるような、そんな留学にしたい。

行動を起こしたその瞬間から、見える世界は変わると信じている。

 

 

この人に、留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ

ABOUTこの記事をかいた人

大河内瑞穂 (OKOCHI Mizuho)

1995年2月9日 愛知県岡崎市生まれ。中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科4年次休学。生後数ヶ月から20年以上、様々な形で水泳を続けている。現在は、自身の経験から「スポーツで世界を変える」存在になることを夢見て奮闘中。"If I can dream it, I can do it."特技は「3秒で大爆笑」。わたしに、留学相談したい方は、留学codeからどうぞ。http://www.ryugaku-code.com/mentors/27