もと消防士が、カンボジアで再び消防士になるまで!やりたいことをやりつくすまでやり続ける!!

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朝5時半アラームが鳴る。約30分間のメディテーション。いや、眠気との葛藤に勝ったのち、始まるのは懸垂50回と腕立て伏せ100回。酸欠と大量の汗がなまった体を物語ってしまう。3年ぶりに始めた筋トレは、毎回泣きたくなるほど止めたくなる。

 

はい、ということで、僕はまた消防士に戻りました。カンボジアで。

 

高校新卒で6年間消防士というギャップイヤーをした後、大学に入学。(そもそも、公務員ってギャップイヤーって呼ぶのか?6年間って長すぎる??) 在学中は、部活・会計・金融・教育・ボランティア・旅・留学など勉強したかったこと、やりたかったことを投網のごとくやってきました。時には寝ることを忘れるくらい。(何度3日連続で起きてたんだろう、、、)

そんな僕のトビタテ概要は、大学4年生の時、アメリカのFinancial Planner(FP)会社で2015年10月から2016年1月末までの約4か月のインターン。 消防時に学んだごますりコミュニケーション力を生かし、指導教授の知り合いが、企業を紹介してくれ、してくれ、してくれ、してくれ最後はアメリカサウスカロライナ州の超有名F P会社にたどりついたものでした。

MFC members

http://mfcplanners.com/

 

インターン中は、社長の家にホームステイ。朝5時半から社長と共にランニング8-10キロor ジムに行き自転車コギコギ。その後は、栄養たっぷりのプロテインジュースをたっぷりとる(ほうれん草、アボカド、ピーチ、カカオなどなど)「これは脂肪じゃないんだから、これはとっても体にいいんだから」って毎朝言ってくれたけど超カロリー高いでしょ!

 

P_20151119_084835with Kyra-san at Ocean

 

ちょっと休憩して、歩いて3分の会社へ。社長のトレードチェックや顧客口座のデータ整理などなどの日常業務。また、地域協議会に一緒に参加させてもらい、FPの立場からどのように観光、地域資源を発展させていくかを考える場に連れて行っていただくなど、なんとも充実した日々を送りました。

あ、毎日のパーティはもっと充実していました。おかげで帰国時は4キロ増量です!笑

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そんなこんなで、社長と共に生活を送っていく中でFPの面白さ、可能性にはまっていったのは、僕にとっては普通の出来事。日本に帰っても、FPコンサルタント会社ばかりで就活していました。あ、生意気にも、新卒採用と並行して、中途採用・経験職も探していました。こんなことが出来るなんて、ギャップイヤーの賜でしょうか。

 

 

え、僕は今カンボジアで消防士してるよ!?

 

 

内定をもらったのは3月中旬。トビタテ事後研修終了後、打ち上げまでの時間で独立系FP(年金、保険、金融、税金、不動産、相続をトータル的にアドバイスするのが独立系FP)会社に最終面接を受け合格。配属は、相続関係。すぐに研修が始まり、忙しい中にも充実感が溢れていました。

でも、皆さんにもありませんか?充実していればいるからこそ、本当にこれでいいのかって、不安になること。僕はそれ。

 

人生かけて仕事辞めて、部活して、怪我でどん底味わって、、、。

勉強せざる負えない状況になって、必死に勉強して、知識つけた結果アメリカまで行けて、そして希望の仕事について、、、。

 

そんなとき、カンボジアのプノンペンにも、この会社の支店があるということを聞きました。気になるなら、研修で行ってきてよい(自腹でね)と言われ、そりゃ行くっきゃない、ということで、2つ返事でいってみたら、日本と業態は異なっていたわけです。

主な仕事は3つ。

  • 日本でレスキュー隊をしていた方を中心とした、民間消防・救急(現地の消防は残念ながら機能していない)。
  • 保険・金融関連ということで、損害保険や日本人むけ海外旅行保険の取り扱いと金融セミナー
  • 孤児院の教育支援

 

何でも屋かい!

 

でも、ここで思い出したのが、トビタテ事後研修で聞いた言葉。「大切なのは何にコミットするか」そこがぶれていないのであれば、職種は絞らなくても何にでも変われるっていうあれ。

idamon-banner                       http://wowway.co.jp/

つまり、この会社は、「生命及び財産を守る」ことにコミットしているわけで、消防や救急で有事の際の初動をこなし、もし万が一けがや病気になっても保険でカバーし「命を守る」。また、「命を育てる」ということで金融セミナーして資産をどうするかとか、孤児院の支援をしているわけですな。

大学時代、僕はやりたいことを、やりたいだけやってきました。しかし、そのたびに、先生がたは(時には僕より社会人経験のない方が 笑)、「何がやりたいんだ。一つに絞れ。将来何もできないぞ」と全面的に否定されてきました。もちろん、僕の年齢や将来を心配して言ってくれていたのかもしれませんが、とても、悲しくて悔しかったです。しかし、僕は反骨心からか、やめませんでした。やり続けて、やり続けて、やり続けて、、、

 

 

消防士そのもののスキルや経験は、もう使えないのかなって思っていました。いろんなことをやり続けても、ほとんどのものが無駄になるかと思っていました。でも、ただただ欲求のもとにやってきた自分の行動を振り返れば、「生命及び財産を守る」というコミットのもとにやっていたんだと、カンボジアに来てわかりました。

僕のためにこの会社があるみたいですね 笑

もちろん、この仕事はカンボジアが発展途上だからできることであろうし、そもそもベンチャー企業だから何でも屋みたいなことが出来るのでしょう。

 

ただ、言えることは、消防士の経験も、大学時代色々とやってきたことも、無駄なことなんて一つもなかったということ。やりたいことを絞れと言われ、鵜呑みにせずよかったなということ。もちろん、選択と集中が大事ってのは、わかります。でも僕は選択できるほどの人生経験をまだ歩んでないし、どれに集中させればいいのかまだわかんない、アラサーだけど。だから、やらずに後悔する人生より、自分で考えて、挑戦して、失敗して、またそこから這い上がって、、、この繰り返しをまだまだ続けていきます。いつか来る「選択と集中のみち」にそなえて。どんなにバカにされようが否定されようが、中2病と言われようが、年齢考えろと言われようが、夢を追い続け、やりたいことをやりつくすまでやり続けていく、そうすることで、新しいものを創造していく。そんな人生をこれからも歩んでいきたいと思っています。

 

というわけで、僕は今、カンボジアでまた消防士をしています。海外旅行保険も損害保険も扱っています。金融セミナーもします。孤児院支援もします。

ただ、カンボジア研修終了後、日本に帰り異動の辞令を受けてから、ここが東京のFP会社の支社ではなく、グループ会社という位置づけで現地法人扱い、待遇はボランティア扱いと判明したときは、涙が出そうでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

Tatsuhiko Okumoto

トビタテ留学JAPAN第3期生 大分地域人材コース 奥本達彦 ISHHIN Co., Ltd.  Rescue Team Vice Captain /FP技能士1級 高校卒業後、岡山市消防局入局。消防救助技術大会ロープブリッジ渡過の部:岡山県大会優勝、中国大会優勝、全国大会入賞。岡山市消防局年間業績表彰(MVP)受賞。 レスラーとして生きるため、24歳で職を辞し日本文理大学へ入学も、才能のなさから夢破れる。大学卒業後、2016年6月、カンボジ アプノンペンにて勤務開始。「生命及び財産を守る」という使命のもと、レスキュー業務・金融リテラシー向上のために日々奮闘中。趣味は地図観察。