貴方の留学はもしかしたら失敗するかもしれない。それでも僕が留学を勧めるワケ。

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<留学?そんなものうまくいくわけないだろ?>

どうも、こんにちは。とびたて一期生でイタリアに留学していた星野雄三と申します。

このトビタテ僕が留学をして前回以下のような話をかきました。

イタリア最高峰のクラシックファッションブランドを学ぶ

 

今思うとなかなか「綺麗な」ストーリーだなぁ、と思います。

実際それは当然で、トビタテの書類及び面接において、どうしても人はストーリーを作りこみたくなるものだし、自分も例外ではなかったからです。

トビタテの応募書類、そして面接に限らず、何かの試験において、人に何かに伝える時は、

・「情熱」

・「ロジック」

を用いて人は自分自身を伝えると思うのですが、特にトビタテで応募する人は「情熱」を持って、後にロジックで正当化する、というのが多いように見えます。別に悪い意味じゃなく、逆に情熱もなしに、ロジックで志望書などを書いてしまうと、それこそ箸にも棒にもかからない書類になってしまいますからね。

さて、なぜいきなりこんなことを言うのかと言えば、

「頭で考えた理想は綺麗に行くけど、実際の現実はそんなに上手くいかない」

ということをこの記事で伝えたいからです。

結論から言えば僕の留学テーマである、「イタリアでスーツを学ぶ」という点においては一切思い通りにはいきませんでした。だから、そんな今、過去に描いた文章を読んで、「大分綺麗なストーリーを描いたなぁ」とつくづく思うのです。だからこそ、僕は多くのことを学ぶことができました。本記事ではそれを書きます。

今振り返ってみれば、僕の態度というのは、まるで「私は3ヶ月で寿司をマスターしたいデース!」とハンバーガー食いながら、銀座久兵衛に修行を頼みにくるアメリカ人のようなものだったのかもしれません。そんなの相手にされるわけがないよね。「アメ公はアメリカでマックでも食ってなよぉ」と言われるのがオチでしょう。

まぁ冗談はさておき、イタリアというのはルネサンス時代のレオナルドダヴィンチの影響が未だにありまして、数百年前の伝統が綿密に引き継がれている国です。(少なくとも1年いた印象)だから日本やアメリカのようにそんなにポンポン新しいサービスや商品が出てくることもなく、むしろクラシックにこそ価値があるように思われます。

そんな国で技術を持つことなく、スーツを学びに行くのは結果的に言えば無謀でした。当たり前ですが、今までの経験もなく、コネもない、そんな若者が仕事を学べるような場所じゃなかったんですね。

僕は自分がニッチだけど、ニーズがある、と思った女性用の3Dスキャンを用いたオーダースーツについて、ひたすら人にアウトプットしていましたが、残念ながら僕にとってプラスになるような現象が起きることはありませんでした。

o女性用オーダースーツSuitee

女性用オーダースーツSuitee

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だから、僕はとあるビジネスコンテストに上記のスーツのプランを出して反応が得られなかった時、作戦変更をせざるを得ませんでした。ちなみに当時、イタリアは夏でそこでの生活は最高でした。衣食住は申し分ないし、毎日が楽しいんです。だからこそ、身体的には超きもちいいのに精神的にはきもち悪かったです。「あれ、俺何してんのかなぁ」と陽気な天候で海なんか見ながら、ピッツアとワインを摂取しながら考えてました。

要するに僕は海外で「やりたいことを一切acceptされず丸裸になった」のです。

だから僕は考え、結局僕は原点回帰することにしました。精神的に丸裸にされて、結局僕は服を脱ぎ捨てて丸裸になりました。つまりどういうことかといえば、ふんどしのことを深めることになったのでした。1年前、TEDxで最初に現れたふんどし男はスーツでなく、ふんどしで再スタートを切ることになったのです。

そんなわけで僕はTEDxでふんどしをネタにスーツの話をしていたのだけれどもめぐりめぐって、スーツをネタにし、ふんどしのことを突き進めることになりました。いや、もうふんどしをネタにして、ふんどしを突き進めたのかな?

2015年の夏から、僕はそうなると今までの鬱憤を全部晴らすようにふんどし活動=ふん活を始めることとなりました。

それまで海外でパッとせず、ただのイタリアかぶれだった僕ですが、とりあえずイベントでふんどしで歩いてみると、パリでは、フランスから他のアジアの国の女子まで、一瞬で僕に引き寄せられてきました。イタリアのエクスポでも女性が一緒に踊ろうと寄ってくるのです。まるで進研ゼミの付録の漫画みたいな好転っぷりだな、と戦慄させられました。日本人として、圧倒的に日本性を出すことが、僕が輝く最も効果的な方法だったのかもしれません。

さて、ここからは一気に記事のテイストが変わり、シュールになっていきます。

 

 

ミラノexpoで歩いた図

ミラノexpoで歩いた図

スイスでふんどしスキー

スイスでふんどしスキー

スイスでふんどしスキー

スイスでふんどしスキー

スイスでふんどしスキー スイスでふんどしスキー ふんどしマンぶどう

ということで、最近はふんどしで歩いたり、ふんどしを作っています。

 <28歳になってふんどし起業家>

秋頃からなんとなく意思を決め、冬には日本のふんどしマンに声をかけ、起業の意思を決めました。

気づけば、2月に帰国し、3月に卒業し、そして4月にファンディングという形でふんどしの販売サイトを作りました。そして今月には起業します。名前は「ふんどし部」。ちなみに僕の肩書きはふんどし部 部長 代表取締役、どっちなんだよ。

そんなわけで、ふんどし部が出来上がったのでした。

ふんどし部 公式サイト

Www.fundoshibu.com

<ふんどし部って何?>

ふんどし部は「日本文化を世界に真剣に発信していく。」をコンセプトにふんどしの製造・販売・プロモーションを手がける平和維持活動を行う団体です。

公式サイトの他にFacebookページなんかもあります。

https://www.facebook.com/fundoshibu/?fref=ts

僕は、これからは、以前よりもずっと個人が活躍する時代になるのは間違いないと思っています。だから、ふんどし部は、その際に重要なのは自己をいかに表現するか、ということをふんどしを通して、伝えること。これが第一のミッションです。ふんどしマンはその一つの手段として、ふんどしで全力で自己表現を行っていきます。ふんどし部は、「自分の人生を全力で生きる」を勿論のこと、「日本文化を世界に真剣に発信していく。」をモットーにふんどしを世界に伝えていきます。

これまで、部活と称して様々なプロモーションを行ってきました。僕個人としては、パリのエクスポで歩いたり、ふんどしでステーキ焼いて灼熱の業火を楽しんだり、スイスのマッターホルンでふんどし一丁でスキーしたりしていました。時に、恥ずかしくて死ぬかと思ったし、時に肉体的に死にそうな体験をしております。

おかげさまで、今ではトビタテ!留学ジャパンの留学生でも国連に入ろうとする大学院生、自らの個展を開いているアーティスト、ニューヨークのファッション留学から帰ってきたデザイナー、など、様々な人が絡んでくれています。多くの方はアウトローというか少なくとも「普通じゃないな」と思われる人ばかりで、いづれにせよ、自己を表現している人たちばかりです。今後に期待ですね。

文科省とびたてふんどしマン

文科省の公式fbページにも書かれちゃうふんどしマン

 <ふんどし部はこんなことをして何を表現したいのか>

記事をまとめますが、スキーをふんどし一丁でスイスでしている時に、ある男性に、

「まだ、SAMURAIがいたのか」

と笑いながら言われたんですよね。

なるほど、彼らにとって、SAMURAIは消滅してしまったものだったのか。

そして、ふんどしマンはSAMURAIの復活だと思われたのか。

「失われた侍を取り戻す。」

確かにふんどし部が表現するのは海外にとっては侍なのかもしれない。日本人としての新しい生き方、新しいライフスタイル。今の時代にとって思った以上に自分を表現することはーそれがたとえ一見カッコいいことでなくてもー、クールなのかもしれませんね。

そうそう、これはよく宣言していることですが、ふんどし部はヨーロッパに進出することを常に目標としています。

僕は「理想と現実は異なる」ということを冒頭に述べました。僕たちの理想は間違いなく高いのですが、一方で、物を作って売る、というのは最も原始的で、常に数字とのにらめっこする、厳しいビジネスだと思っています。製造・卸売業ですからね。全然流行りのIT、アプリのスピード感・スマートさにはかなわないですし、あまりにもフィジカルな(身体的)ビジネスです。

ですから、周りの良識なビジネスマンには「本当にビジネスになるの?」と言われます。正直僕もわかりません。でも今度は頭の中の理想だけでなく、ちゃんと現実世界を見て、決めたことですから、僕たちはこれで現実の物事を動かしていくつもりです。

頭だけで考えずに、まず体を動かすこと。

それが留学を体験して、僕が最も学んだことですから.

改めて、ふんどし部をこれからもよろしくお願いいたします。

ふんどし部公式サイト

ふんどし部公式サイト

Yuzo Hoshino

星野雄三

1988年東京都生まれ。トビタテ留学JAPAN多様性コース1期生。東京大学大学院総合文化研究科卒 筋生理学研究。

(ふんどし部HPより抜粋)

ふんどしマン業界の頂点に座するふんどし部の部長。筋肉が好きで、その筋肉を見せつけることを口実にふんどしの部長を務めている。イタリア留学の際にふんどしで闊歩し、日本の侍を世界にしらしめた。趣味はスーツと女装。

TEDxUTokyo :The outside is as important as the inside

この人に、留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ

ABOUTこの記事をかいた人

hoshinoyuzo

1988年東京都生まれ。トビタテ留学JAPAN多様性コース1期生。東京大学大学院総合文化研究科卒 筋生理学研究。 ふんどしマン業界の頂点に座するふんどし部の部長。筋肉が好きで、その筋肉を見せつけることを口実にふんどしの部長を務めている。イタリア留学の際にふんどしで闊歩し、日本の侍を世界にしらしめた。趣味はスーツと女装。TEDxUTokyo :The outside is as important as the inside