トビタテ!に応募するにあたって。どのような行動をしていったらいいのか。 -問い合わせへのお返事-

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夏ですね。
お盆に入って、花火大会や祭りもあちらこちらで開催されて、部屋にいても、テレビでは高校野球をやっていて、夏になったなあと実感します。

 さて、先日、発信局には以下のようなお問い合わせがありました。

件名
トビタテ!を応募するにあたって。どのような行動をしていったらいいのか

メッセージ
こんにちは。現在、大学2年のものです。 今日、大学の応募先の部署にお話を聞いてきました。そこで、言われたのは帰ってきた後の就職対策もしっかりと考えたほうがいいといわれました。 私自身も、しっかりと考えないといけないと思っていますが、どううまくやりこなせばいいのか正直なところ、トビタテ!で行けたとしても日本へ帰ってきてどうなのかと考えた時、ものすごく不安です。 また、海外に行くまでに、基本ツールとなると思われる英語力のレベルを上げようとも思っています。 優先順位が定まっていないのが、現状だと思っています。 うまくまとめられませんが、 それらとどのように上手に考えながら、行動していけばいいのかと考えています。 先輩方、アドバイスいただけたら嬉しいです。

 

 整理すると、

  • 留学もいいけど、その後の就活のことも考えないといけないと指摘されていて、不安。
  • 英語力も不安。
  • トビタテに応募するか、というよりも、そもそも留学するか迷っている。

つまり、

  • 留学のこと、それまでの準備のこと、それ以降のこと。いろいろとなにから手をつけていいかわからない。どうしよう!

ということなのかな、と思います。

これに対して、先輩として、無責任なアドバイスを偉そうにさせて頂くのであれば、まずは「留学したい想いを整理する」ことをお勧めします。

 

留学したい想いを整理する

留学したい想いを整理する、というのは、つまり、なんで留学したいのかを今一度思い起こして、言語化してみる、ということです。

どうして、留学したいと思ったのか。

何がしたくて、留学をしたいのか。

留学というのは何かを達成する、あるいはどこかに向かうための手段でしかありません。

それは別に、

「△△という病気の原因の解明のために、××というウイルスについて研究する」だとか、「世界平和のために、○○の分野で何ができるか模索する」だとか「**で世界一を目指して、修行する」なんて目的のための手段であるべきだ、という訳ではありません。そういった具体的な目的があることはもちろん素晴らしいことです。

だけど、「留学にずっと憧れていて、どうしても留学したい」とか「すごく仲のいい友達が留学から帰ってきて、留学の話をすごく楽しそうに話していて、どうしても私も留学に行きたくなった」とか「今まで人に自慢できるようなこととか、やり遂げたことが何もなくてすごく自分に自信がなくて」など、憧れとか羨望とか克服だったりでも全然いいんです。そういう想いも大切にして、自信を持って人に言っていい理由であり、目的であると思います。

自分が何のために留学をしたいという気持ちに至ったのか、整理をすることはすごく大切です。

想いが強い方を選ぶ

どうして、「留学したい想いを整理する」ことを提案しているかと言うと、それが自分の行動指針になるからです。

たとえば、留学したい理由が、留学するという経験がかっこいいから、だとします。「憧れたから留学したい」という気持ちが強ければ、「憧れたことを実行する」を自分の行動指針にすればいいです。

就職活動だったり、卒業論文だったり、単位だったり、日本にいる友達と会えないことだったり、英語力をあげなければいけないことだったり… 留学に行くことを考える時に、一緒に考えないといけないことはいくつもあるでしょう。

”憧れ”という留学への想いと就活(を遅らせること)、”憧れ”と英語力を上げること(の労力やそれに掛ける時間、お金)などを比較したときに、その憧れを選べないのであれば、留学を諦めたらいいのかなと私は思います。強い想いでないのであれば、そのために就活を一年遅らせたり、英語を頑張ったりしなくてもいいかなあ、と。

留学と就活だったり、英語の学習と留学だったり、「こと」と「こと」の比較はすごく難しいので、「想い」と「想い」の比較をしたらいいと思います。留学に行きたい想いとそれによって就活にかける時間が少なくなる怖さやリスク、留学に行きたい想いと英語学習をする大変さ、といった感じに。

そして、選べた方の想いというのは、今後の行動指針にも、きっとなるんだと思います。


ちなみに、トビタテの選考には、企業の人事の方による、面接やグループディスカッションなどがあります。きっと、これを乗り切ることは少しかもしれませんが、就活にプラスに働くだろうし、「留学をした」という経験を就活に生かすこともできます。

 

”留学したい想いを整理する”ことは、トビタテの応募の際にも、必要になってきますし、それができないと選考を通過できません。

まずはしっかり想いを整理して、そして、人にその熱量を届けられるようにすること、をぜひやってみてはどうでしょうか。


あまり具体的な答えになっていなかったかもしれませんが、またいつでもご連絡を頂けたらと思います!

この人に、留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ

2 件のコメント

  • こんにちは。現在大学4年生の女性です。私からも勝手なアドバイスをさせてください。

    他の人から何かを言われて動けなくなる人は、非常に真面目な方なんだと思います。だから、「しっかり」といった実態のない言葉に不安を感じるのではないでしょうか。ですからその「しっかり」の部分を、具体的な数や計画に変えていけばいいのではないかと思います。例えば、公的機関の採用開始日などははっきり記載されているので、「帰ってきたら何月何日に◯◯を受ける」など。民間企業も、サイトに登録してエントリーすれば、期日が送られてきます。
    そうすれば帰国後についての不安はなくなるのではないでしょうか。
    ただ、準備をしても、希望する気持ちが強くても、落ちるときは落ちます。そして、受験と違って何が悪かったのか教えられない場合が多いので、自分で自分のレベルを上げるしかありません。

    ですから、「熱意」次第で外国に行かせてもらいサポートもしてもらえる機会があることは素晴らしいことだと思います。

    池上彰さんの著書に、このような文がありました。「今の学生は、就活で失敗することを人生の一大事だと思い込んでいるようです。しかし人生経験を積んでしまうと、長い人生、そんなこともあるのですよ、と言いなくなります。」新卒という肩書きや、大学の名が無ければ、あなたの価値は0なのでしょうか?今まで歯を食いしばって生きてきたこと自体に、結構な価値があるんじゃないかと私は思います。辛いことや困難を克服した経験は肩書きに勝る財産になるはずです。

    因みに私は今祖父母に借金が100万円近くあって、今内定は0です。それでも、生きています。身体さえあれば、人は仕事を探すことも、働くこともできるのです。

    逆を言えば、身体が思い通りに動くのは今のうちです。多少の無茶をするなら今しかないのではないでしょうか。

    • 記事を書いた者です。
      丁寧なアドバイスをどうもありがとうございます!
      いろんな視点での声が、質問者さんに届くといいですね。