美術品修復技術と美術史を学ぶイタリア留学

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⑴基本情報

氏名:鈴木かれん
留学先:イタリア フィレンツェ Accademia Eeuropea di Firenze
期間:8月24〜9月11日(19日間)
都道府県:沖縄県
学校名:沖縄尚学高等学校

⑵留学計画
タイトル:カカ(cacca)取りに挑戦! ~美術品修復技術と美術史を学ぶイタリア留学~
活動内容:”コース名:イタリア語+芸術コース
レッスン(数):イタリア語(60) +芸術(修復12)+文化(美術史6)+課外活動
【芸術(修復)】
このコースは、絵画修復、古書、印刷物の修復を学び、知識や技術を深めるためのコースです。 修復方法、修復に用いる道具や材料についての授業のあと、実習に入ります。修復物を解体し、きれいにしたあと、絵画や古書、印刷物の上から実際に筆を入れていく作業を行います。
【文化(美術史)】
美術史に沿って、イタリア美術、特にフィレンツェ・ルネッサンスの概説をおこないます。 校外の授業も多く、授業内容に関する美術展、美術館、ギャラリー、遺跡・遺物の見学をします。
主なテーマ
– チマブエ、ジオット、ドゥーチョ:13世紀のトスカーナの画家
– フィレンツェ絵画:マザッチョ、フィリッポ・リッピ、パオロ・ウッチェッロ:遠近法の誕生
– 15世紀とメディチ時代の美術:ボッティチェッリ、ドメニコ・ギルランダイオ
– レオナルド・ダヴィンチ:ルネッサンスの頂点
– ミケランジェロとラファエッロ:最後期ルネッサンス ほか

留学理由
沖縄へ1年ほど前に移住し、沖縄についていろいろ学びました。激しい地上戦を経て失われた琉球王国の美術品を発掘し、それらを元に近い状態に修復し、後世に残していく手伝いをしたい。首里城を見学した際、全てが焼けつくされた建物を一生懸命に再現しようと努力している人々に触れ、また、識名園では戦時中の説明をしてくださったボランティアのおじいさんのお話を聞くにつれ、忘れてはいけない歴史そして残していくべき文化財の大切さを実感しました。沖縄には9つからなる「琉球王国のグスク及び関連遺産群」と呼ばれる世界遺産があります。これら文化財も、この程度の保存で大丈夫なのかと心配になる状態のものがあります。国の文化財も多々ありますが、同じ状況です。今やらなければ、これ以上手遅れになると取り返しのできない状態になってしまいます。
また、イタリア文化・美術史、特にルネッサンス期(ダ・ヴィンチ、カラバッジョ)に興味を持っています。時間が許せば、フィレンツェ紙(マーブル紙)やモザイクタイルなどにも挑戦してみたいです。イタリア食文化は日本で知られているイタリアン料理だけでなく、郷土料理のようなものも味わい、国としての統一が遅れたイタリアの地方文化を紹介したい。ダ・ヴィンチが生きていた時代の建物や美術品に触れ、彼に対する理解を世界中の人へ知らせたい。他国民族だからこそわかる、新たな発見ができたら嬉しいです。ちなみにタイトルにある「カカ」とはうんちのこと。古い絵画についた虫などの糞を、作品を傷つけることなく取り除く、その修復技術から私は学びたいです。
英語を話せる人は多いけれども、オペラや芸術において必要不可欠なイタリア語を理解できる日本人は少ないと思います。東京でのオリンピック開催も予定されており、国際化が叫ばれる今日この頃。さまざまな国の人が来日する際、微力ながら役に立ちたいです。そして、サブカルチャーを含めた日本の文化をイタリア語を話す人々へ伝えることができたら素敵なことだと思います。また、私は言葉が話せるだけでその国のことを本当に理解しているとは思っていません。初めて人と心を通じあわせることができたとき、それが真のコミュニケーションであると考えます。この留学が夢への第一歩です。イタリアを学ぶきっかけです。

⑶留学計画の実現の可能性
~出発まで
・ イタリア美術史・文化に関する書籍を読む(特にダヴィンチ)
・ ラジオ講座「まいにちイタリア語」を聴く
・ 外国で日本の恥とならないよう、日本・沖縄について知り、説明できるようになる
・ イタリアの文化・歴史・地理・人間についての知見を広める(インターネット、書籍等)
・ 世界の公用語である英語も勉強する(2015年度1回目にて英検2級取得が目標)
・ 自分のことは自分で行う、家事(料理)を覚える
・ 浮かれて学校の授業やボーイスカウトの活動を怠らないように、これまで以上にベストを尽くす

⑷語学能力・試験・受賞歴・資格
⒈英語能力:英検準2級(中学3年時)
⒉その他外国語:なし
⒊受賞歴: 「高校生ビジネスプラン・ベスト100」選出、全国武道空手道交流大会個人組手3位(平成25年)、神奈川県スポーツ少年団交流大会中学団体組手優勝・団体形3位(平成24年)ほか空手受賞多数

⒋その他資格:空手(松濤館流)初段(黒帯)、沖縄伝統空手3級、乗馬ライセンス5級、時事能力検定3級、漢字検定5級、ボーイスカウトベンチャー章
⑸留学に対する意識、意欲
◎留学によってなりたい自分像
・ いろいろな立場の人の目線で物事をとらえられるようになる
・ 異国での外国人という状況のなかであらゆる問題にひとりで立ちむかえる勇気を持つ
・ 苦手なことから逃げない・あきらめない
・ 自分を上手に表現できるようになる
・ 人に頼らない・できるところから自立する
◎これまでに困難がなかったと言えば嘘ですが、とても困ったという経験はありません。成せば成る。実行せずにあきらめるのは何事においても残念だと思います。ただし、逆上がりだけはこれから先も克服することはないでしょう。
留学がすばらしいものであること、その機会を与えられているのに利用しないのはもったいないこと、まだ見ぬ知らない世界には学ぶものが多くあること、若いうちにしかできないこともあるということ、英語を学ぶだけが留学の目的ではないこと、将来を担う我々には世界を見て体験し、日本のために個人ができることを見つける必要性を、高校生・大学生のみなさんへ伝えていくこと。また、イタリアで学ぶ予定の美術史や修復技術を活かせる場を見つけ、実行に移したい。
◎中学時代(神奈川)はジュニアリーダーとして、また、私が小学生のときにお世話になった陸上のお手伝いを3年間続けてきました。沖縄へ引っ越していたかったら続けていたはずです。遠距離になってしまいましたが、今でも時々コーチたちと電話で話しをしています。
高校(沖縄)へ入学してからは、生徒会活動に参加しています。オープンキャンパスでは入学を考えている学生・父母らの前で、司会の役を務めました。人前に出て話しをしたり、プレゼンテーションがもっと上手になるよう練習を重ねていきたいです。
何事に対してもチャレンジ精神旺盛・興味津々。人の指示に従うよりも、人の前に立ってリードすることが好きです。

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