職業観を高次元化する。

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みなさん、こんにちは。

早稲田大学 商学部5年生の宮本まどかです。職人と承認欲求、HRを切り口に”職業観”について研究しています。

今年の2月に、韓国→ドイツの留学から帰国して、翌月3月からは瀬戸内海に浮かぶ匠の島の魅力化事業に関わらせて頂けるようになり、4月からは2度目の休学をして、役場の嘱託職員として勤務、離島生活が始まりました。

では早速、夢について!

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多様な夢を持ち留学しているトビタテ生による、夢のリレーを行っています。「素敵な女性になる」ことから「世界平和」、「地元の活性化」などスケール感も実現可能性も様々です。

そんな彼らの夢のバトンが、大陸を超えて期を超えて分野を超えて繋がっていきます。どうぞお楽しみに! 第5走者は宮本まどかさんです!

※夢のリレープロジェクトの詳細はこちらのページをご覧ください。

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”かっこいい人”が”かっこいい”と評価されるような世界を、文化・職業観(ソフト)と人事管理・評価システム(ハード)の両面から作ること。

1. White-out

雪や雲で視界一面、白一色になって、方向や高度が分からなくなる現象のことを、気象用語ではホワイトアウトと呼ぶ。この状態に陥ると、雪原と雲がひと続きに見えてしまって、太陽がどこにあるのかさえ判別できなることもある。

何をしたらいいのか分からなくなる時、どっちに向かって頑張ったらいいのか分からなくなる時の感覚、この道でいいのかなと迷う時の感覚はきっとこれに近い。 正解のある勉強をして大学受験を終え、やりたい研究のない状態や、ずっとやってきた何かを辞めてしまった時、例えばスポーツを故障が原因でできなくなったり。そんな時の感覚はまるでホワイトアウトみたい。

2. 大きい羅針盤(メインストリーム)の書き換えの不毛さ

大きな羅針盤。例えば、「いい学校やいい会社」。それらの「いい」を支える、偏差値や年収や知名度。古いと言われながらも、崩れつつあると言われながらも、これが淘汰されて消えてなくならない理由は、数値や順位として定量化されていてすごく分かりやすいそのシンプルさに、きっとある。

迷った時に、どっちに行けばいいのか。それをとてもシンプルに呈示してくれるものさしとしてあまりに使いやすく、ホワイトアウトな時に、辿りやすいとても便利な方位磁針にも成り得る。いい学校、いい会社なんて考えは古い、あてにするな等と簡単に批判できるものではないし、頼るのが100パーセント正解だなんて 思って頼っている人もいないだろう。そういう大きい羅針盤を根本的に否定することは不毛だと思う

だいたい大きい羅針盤を否定したがる人は新たな大きい羅針盤を再定義しようとする。「大企業よりベンチャーだよ」とか「日本の大学なんていくより、海外の大学だよ」とか「休学の時代」「就活前に留活」とか、やたらメインストリームを書き換えたがる。

大きい波にしないと自分の向かう方向に納得できない、満足できない人は格好悪いし、そうやって再定義した”時代の羅針盤”に乗っかっていくのでは「いい学校、いい会社」と変わらない。ホワイトアウトした人たちは一旦は「おお!時代は留学なのか!」とそちらに流されるかもしれないけれど、しばらくしてまた「結局、俺は何がやりたかったんだっけ」とホワイトアウト状態に戻る。

3. 自分の羅針盤を、時代の航海術で。

対して、時代の大波に飲まれることなく、自分の羅針盤を読み、力強く航海をする大人たちもいる。

人は皆、”自分の羅針盤”を持っている。けれども私たちは一度ホワイトアウトすると、自分が羅針盤を持っていることをひととき、忘れてしまうんじゃないかと思う。

そしてホワイトアウトから抜け出し、自分の羅針盤を読む為には、きっと、強い磁気を持つ人たちと出会って、自分の羅針盤を大きく揺らし、針をぐるぐる回すくらいの磁気異常を起こして、迷って悩んで、”自分の羅針盤”を持っていることを思い出すしかない。

ただ、これだけ言うと、「好きを仕事に」という胡散臭くて危なっかしいメッセージになってしまう。時代ではなく、「自分の」羅針盤を読むとは言えど、無茶で危なっかしい夢追いを良しとしたい訳ではない。

「自分の羅針盤を読み、そして時代の大波に舵を取られず、時代にあった航海術を取ること」が重要で、時代の航海術とは何か、自分の羅針盤を読んでいる人とはどんな人なのかを(ハウツーとしてではなく、)具体例をもって複数知ることを通して、自分で答えを見つけていくことが必要だと思う。

4. トビタって、帰国して思うこと

そういう磁気異常を起こせるような磁界をセッティングしていきたいと、留学までに違和感を辿ってきて、いま強く思う。

日常の磁気圏から抜け出して、引き寄せ合い、せめぎ合いの強い磁気圏。あちらこちらへと引き寄せられて、わくわくさせられる強い磁気たちに、単純に「かっこいい」という感想を持てるような場を。

職業観が捻れている日本でも、誰もが小さな羅針盤の存在を無視できないような文化づくりをこれからしていきたいと思うし、まずは擬似的にそういう場をイベント(心の羅針盤を揺らそう)だったり、web上(Artisans of Japan! -職人の仕事観を発信するwebサイト-だったりでつくっていきたい。

そしていずれは、ソフト面だけではなくて、ハード面、企業内の人事システムや社会の産業構造のあり方も変えていきたいと思う。

繋がるバトン

さて、第5走者は2期生の加藤由莉さん。

「心の羅針盤を揺らそう」というプロジェクトを一緒にしていて、「トビタテ情熱大陸」という活動もしています。加藤さんよろしくお願いします!

早稲田大学商学部の5年生です。12年ぶりの6年生が決まりました。職人と承認欲求、HRを切り口に”職業観”について研究しています。

今年の2月に、韓国→ドイツの留学から帰国して、翌月3月からは瀬戸内海に浮かぶ匠の島の魅力化事業に関わらせて頂けるようになり、4月からは2度目の休学をして、役場の嘱託職員として勤務、離島生活が始まりました。

この人に、留学相談したい方は、留学codeからどうぞ

 

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