バングラデシュの伝統文化を生かした持続可能な開発支援を生で見たい

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ホホウ! 本日の更新は鈴木詩織さん(新興国コース/バングラデシュ)の日本代表選手紹介記事です。「世界のニュースが私の身近になること」こそが、グローバルという言葉の意味かも!?

「バングラデシュの伝統文化を生かした持続可能な開発支援を生で見たい」

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[su_box title=”目次” style=”soft” box_color=”#1313ae”]1.自己紹介

2.応募の動機

3.現在のバングラ生活

4.グローバルって何だろうと考えたとき。そして私がバングラに来た意味。

5.4月からのインターンについて[/su_box]

 

[su_heading size=”15″ align=”left” margin=”50″]1.自己紹介[/su_heading]

名前:鈴木詩織

大学:鹿児島大学 法文学部経済情報学科 2年

コース:新興国コース

留学先:バングラデシュ(9.14~9.15)

出身:鹿児島県 高校:国分高校

好きなこと:ベンガル料理づくり、おしゃべり

 

[su_heading size=”15″ align=”left” margin=”50″]2.応募の動機[/su_heading]

一年の集中講義で2週間バングラデシュに行ったのがきっかけで、農村のコミュニティを土台とした開発支援に興味をもつ。また、首都の問題であるスラムやごみ問題など途上国において共通した課題が残るバングラデシュに長期的に住み、バングラデシュの人びとと共に生きることでグローバルな視点での問題解決法を身に付けたいと思ったのがきっかけ。

 

[su_heading size=”15″ align=”left” margin=”50″]3.現在のバングラ生活[/su_heading]

ダッカ大学でベンガル語を学びながら、「Dnet」という社会企業にインターンの日々。

DnetはITと独自のコミュニティやアイデアを掛け合わせ、開発支援分野に貢献しているバングラデシュの社会企業。有益な情報をどのように辺鄙な場所まで届けるかを長い間考え、試行錯誤を繰り返し様々なプロジェクトを立ち上げてきた。

 

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例えばDnetのプロジェクトで「Infolady」というものがある。これはノートパソコンをもった女性が自転車に乗ってDoor-to-Doorで家を回り、情報を配達するプロジェクト。いわばヤクルトレディの情報バージョン。このサービスのおかげで出稼ぎの息子とスカイプで久しぶりに会話ができた、野菜の適格な販売値段を知ることができたなど、人びとにとって欠かせない存在になっている。他にも簡単な健康診査やヘルスケアサービスを行うなど彼女達は自分でサービス内容・価格設定を決める。

彼女達は村の中での「情報伝達人」でもありながら小さな「企業家」でもある。加えてムスリム女性が自転車に乗るという誰も想像しなかったInfoladyの姿は村の女性に希望を与えているのだ。

このように、日本からの視点では想像もつかないような素晴らしいアイデアで作りあがるサービスを私は拙いベンガル語で何とかインタビューなどをして聞きだし、記事を作っている。笑

 

[su_heading size=”15″ align=”left” margin=”50″]4.グローバルって何だろうと考えたとき。そして私がバングラに来た意味。[/su_heading]

留学する前、グローバルって言う言葉をよく使って自分の留学内容を説明していたのだが、今なんだろうと考えると、それは「世界のニュースが私の身近になること」なんだと思った。

親友のような日本人のルームメイトがムスリムのボーイフレンドを作ったとき、私の身においてムスリム、ベンガル人という存在がとても近く感じた。私は彼女のために国境を越えて一人の人間として彼を見つめなければいけなくなった。やがて彼はとてもいい人だと分かり、彼の友達やルームメイトと一緒にダッカを観光したときに、気づいたら私は日本の「鈴木詩織」と同じように振る舞い、彼らが日本の友達と変わらないくらいに近い存在になっていた。バングラデシュに来て5ヶ月目のことだった。

ダッカで学生と共に生活をすれば、ムスリム、ヒンドゥー、キリスト、仏教、、いろんな宗教の友達ができる。色んな国の、色んな分野の人と関わって色んな話が生まれる。イスラムについて、バングラデシュの政治状況について、ベンガル人がベンガル語のために戦った戦争について、チッタゴンの丘陵地帯について。知らなければならないし、知ることでもっと歩み寄る意味になるということを自然に学んできた。グローバルとは案外想像よりも身近で、興味を持つこと、それだけでも人に歩み寄るきっかけになるのだ、とおもった。

そして今、日本の宗教をうまく説明できない自分、語学に苦しむ自分、文化にあれよあれよと流される自分、色んな自分を自分で見ることができた。そして案外私はどんな場所でも自分らしく生きれる柔軟な生き物なんだとも知ることができた。バングラデシュは私を試す初めての場所だったのだ。今はそのように考えている。

 

[su_heading size=”15″ align=”left” margin=”50″] 5.4月からのインターンについて[/su_heading]

土日や大学の長期休みを利用して、農村コミュニティの開発に取り組むNGO・UBINIGでインターンシップを行う。UBINIGは、タンガイル地域の農村コミュニティーを基盤に、高収量の種や化学肥料を用いずに、伝統的手法で農業をおこなう新農業運動(ノヤクリシ・アンドロン)を地元農民とともに進めてきた。何百種類もの在地種子の保存を行い、作物の組み合わせを工夫することで収量をふやし、高額な資本投資が必要である近代農業よりも、伝統的農業の方が小規模農民には利益があがることを証明してきた。近代教育や近代医療を一方的に教えるのでなく、伝統的な産婆の役割を重視するなど、コミュニティの活性化に尽力してきた。

UBINIGでのインターンシップを通して、農村の伝統的生活、コミュニティについて学び、現地の人々の考え方、思想を学ぶ。また、UBINIGの活動から開発団体と現地の人々との関わり方について学び、一方の他方への依存や押し付けではない対等な関係性にもとづく社会開発の可能性、言い換えるなら、両者のパートナーシップによる「ソーシャルビジネス」の可能性を探求する。

9月までバングラデシュに滞在予定。これからもバングラでがんばります!

留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ

ABOUTこの記事をかいた人

Shiori Suzuki

1994年生まれ、鹿児島大学法文学部4年、2年時にバングラデシュへ1年留学、開発支援やNGO、ストリートチルドレンの活動見学後復学。