生命工学の技術を活かして環境問題や食糧問題といったglobal issueの解決に取り組むこと

基本情報

氏名:  李 鎭煕(い じんひ)IMG_2661
ホホウ! 本日の更新は李 鎭煕(自然科学、複合・融合系コース/アメリカ合衆国)さんの日本代表選手紹介記事です! 目指すは藻類によるエネルギー!? 国境を越えたGlobal issueに挑みます。

コース: 1期生/自然科学、複合・融合系コース
在籍:  東京農工大学大学院 工学府 生命工学専攻 修士2年
受入先: University of California, Davis(アメリカ)
期間:  2014年9月〜2014年11月
出身:  大韓民国(埼玉県在住)
出身校: 埼玉県立浦和高等学校(埼玉県)
趣味:  チェロ、サッカー、遺伝子をいじること

将来の目標について

私の幼い頃からの夢、目標は、「生命工学の技術を活かして環境問題や食糧問題といったglobal issueの解決に取り組むこと」です。幼いころにノーベルやキュリー夫人の伝記を読んだことがきっかけで、研究に打ち込見続けた姿に感銘を受けました。それ以来、国籍や地域にこだわらず、出来るだけ多くの人の役に立つ仕事をすることが、私の人生の最大の目標になりました。
この目標のためにも現在はシアノバクテリアという藻(も)を利用したバイオ燃料に関する研究を行っています。実質二酸化炭素を排出しない燃料で、トウモロコシやサトウキビを用いたバイオ燃料と異なり、海洋を利用できるため土地の心配がいらないことや、食糧問題とバッティングしないことが利点で、夢中になれる研究です。

留学の目的

・博士後期課程での研究に活かすために、核酸結合蛋白質とRNAによる遺伝子発現制御を組み合わせることで、新たな遺伝子の発現制御方法を開発する。
・外部(特に海外)での研究生活や研究者との交流を通して現在の自分の研究者としての能力を測る。
・将来の海外進出を見据え、研究者のコネクションを作る。

なぜこの時期に留学を志しているかには三つ理由があります。一つ目の理由は、社会に出た時に即戦力となるためにも博士課程中に外部の研究室での研究生活を経験しておきたいと考えているからです。外部の研究室で一から研究計画を立て、実験を進めていくことで、私の現在の研究能力がどれほどかを知るとともに、更に伸ばすことが出来ると考えています。さらに、海外の研究室で研究をすることで、母国語ではない言語で仕事をすることがどういうことか、というイメージを掴む目的も有ります。

※以下の段落では難しいことがごちゃごちゃ書いてありますが、要するにアメリカでしか学べない研究を学ぶ必要があると考えているよ、ということです。
二つ目は、博士課程に進学する前に核酸工学を利用した遺伝子発現制御を行う技術を身につけることです。藻を利用してバイオ燃料を生産するには遺伝子組み換えをする必要が有ります。私は現在蛋白質工学を学んでおり、特にRNAやDNAといった核酸に結合する蛋白質を扱っています。今後はこの蛋白質を用いて新たな遺伝子制御の方法を開発する予定ですが、特に蛋白質だけではなく、核酸のエンジニアリング両方を踏まえて遺伝子制御システムの開発をしていく予定です。
しかし、今の私には核酸を用いた遺伝子制御の知識、技術が足りないと考えています。そこで、今後の博士課程での研究を進めるにあたって、UC DavisのProf. Yokobayashiの研究室で学ぶことが大いに役立つと考えています。Prof. Yokobayashiの研究室では核酸であるRNAをエンジニアリングすることで様々な遺伝子発現制御システムを開発しており、このRNAと私が扱っている核酸結合蛋白質を組み合わせることで従来の遺伝子発現制御システムを、より改善することが出来ると考えています。具体的には蛋白質を一緒に用いることでRNAの生体内での安定性の向上や会合速度の向上が期待でき、より制御能を高めることが出来ると考えています。

三つ目は将来の海外進出を見越した研究者のコネクション作りです。バイオ燃料分野の研究は現時点でアメリカが世界をリードしている状況です。とにかく政府が率先して研究資金をつぎ込んでいることや、ビジネス面でも、アメリカ軍、という取引先があるお陰でベンチャー企業が多く立ち上がっている状態です。このような現状を考えると、博士後期課程を修了後は研究の場をアメリカに移すことが妥当ではないかと考えています。このことを見据え、今回の留学では海外の研究者とのコネクション作りも目的の一つとしています。

以上のように博士課程に進学する前に留学し、海外で研究をすることは私の目標を実現する上で非常に重要であると考えています。

その他

申請書の内容を引用(一部修正)したのでなんだか硬い内容になってしまいました汗
留学についてはもちろん、研究のことや韓国のこと、クラシック音楽、サッカー(特にManchester United)、Apple製品など、色々お話したいです。そういえば、某学術振興会の某研究員に面接審査を経て採用されたレアな人なので、そちらの相談もあれば乗ります。

留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ