先進的なサスティナブル開発の技術と思想を学び、日本社会へ反映させたい。

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ホホウ! 本日の更新は浅子雄祐さん(自然科学、複合・融合系/スウェーデン)の日本代表選手紹介記事です。よく聞く言葉、サステナブルをスウェーデンで学び日本に還元するとのこと! 気になる!!

[基本情報]

トビタテ1期生 自然科学系、複合・融合系コース

留学先:スウェーデン KTH (Royal Institute of Technology), School of Architecture(2014/9/1-2015/6/30)

所属:東京工業大学大学院 人間環境システム専攻(2013年度~)

出身:神奈川県横浜市  出身高校:攻玉社高校

好きな建築家:Alvar AALTO, Humihiko MAKI(槇文彦)
好きな漫画:ONE PIECE (重度)

趣味:建築、テニス

[留学情報]

先進的なサスティナブル開発の技術と思想を学び、縮小型・環境配慮型の開発が重要視される今後の日本社会へそれらを反映させたい。

留学の概要

東京工業大学の派遣交換留学制度を利用して、スウェーデン王立大学に2014年度の秋学期から所属し、建築学専攻のコースを履修、要求されている単位数(年間60単位)を取得する予定である。また前学期でその準備を整えた後、後期の授業時間外の時間を使って、現地の建築設計事務所にて実務インターンシップを行なう。

大学では、スタジオクラス(建築設計製図の授業)や講義を通して、設計の技術や、北欧諸国が独自に築き上げてきた美的感覚や自然観を学ぶ。スウェーデンで特に秀でているサステナブルデザインの精神に関しても、スタジオとその他の授業を履修し本格的に学ぶ。実務インターンシップでは日本の設計現場へどのように経験を還元できるかを考えながら、日本とは異なる独自のノウハウを用いた現場で実務経験を積む。インターンシップ先に関しては、現地で探索しつつ大学に通うことを想定した。

 

留学の目的

①先進的なサスティナブル開発の技術と思想を学び、日本社会へ反映させたい。

ごく近年、建物を建てる上で地球環境への影響を配慮することが重要視されるようになり、特に規模が大きい施設に関してはデザインや構造に環境的視点からの提案を織り交ぜる事は必須になってきていると行っても過言ではない。そういった状況の中で、スウェーデンを代表として北欧諸国では10 年以上前から持続可能な建築や都市(Sustainable Architecture/City)の開発に関する先進的な研究や都市への実践がなされている。それらの技術や設計思想、精神性を中心に、スウェーデンの強みを授業や実務インターンシップを通して学習する。帰国後は日本の技術や精神性の優れている部分を再確認しつつ相対的な位置づけを行ない、自分の設計理念や社会へ反映させていきたいと考えている。

②傑作の建築を体験することで優れた設計感覚を養いたい。

北欧諸国はその歴史的背景などから、洗練された固有のデザイン様式や美的感覚を発展させることに成功し、デザインの質に関して世界的に高い地位を確立している。そして、建築はその空間を五感によって身体的に感じることで初めて価値を理解することができるため、見るものではなく「体験するもの」である。建築を設計するための優れた感覚は、良い空間に触れれば触れるほど確実に養われていくため、設計者を目指す者として北欧の素晴らしい作品を実際に巡ることは非常に有意義であると考えている。

 

留学中の所感

スウェーデンはとても暮らしやすい国です。安全ですし、不便は少ないですし、日本に帰りたいと思ったことはほとんどありません。強いて言うなら居酒屋が恋しい、くらいでしょうか。昼夜の長さが年間で大きく変わる北欧では、自然(特に太陽)の偉大さを強く意識しながら、自分のリズムを上手く保って人々が生活しています。その能力を獲得するのは日本人にとってとても重要だと思います。留学の中身に関しては、どうしても現実と計画との間にずれが少なからず生じてしまいますが、図らず得ているものがその分だけ多いと感じています。

今は、サステナブルデザインが何なのかを語る、というのは無謀なことなのではないかと感じています。でもこれからは誰もがもう少し低い次元でそれを咀嚼して自分なりに実行できるようになる必要がある。そのためにサステナブルデザインの手法は結局どんなものなのか、しっかりと誰かが体系化してあげないといけない。実はそれが僕たちの世代の仕事なのではないかと考えるようになりました。

issuu: 留学計画に含まれる実務インターンを実行するため、ヨーロッパ各地の設計事務所へこちらの作品集でアプライしています。

こちらから。
http://issuu.com/yusukeasako/docs/beyond_folio_a3_ver.2

この人に、留学相談したい方は、Diverseasからどうぞ