経皮吸収分野における科学の進歩への貢献

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ホホウ! 本日の更新は間祐太朗さん(自然科学、複合・融合系 / 英国・ロンドン)の日本代表選手紹介記事です。ロンドン大学の研究チーム Skin Research Groupで薬学研究を行った彼の計画書をチェック!

《基本情報》

トビタテ1期生 / 自然科学,複合・融合系コース
留学先:英国・ロンドン
機関:UCL School of Pharmacy, Skin Research Group
期間:2014年9月2日~2015年2月27日
所属:城西大学大学院 薬学研究科薬学専攻 薬品物理化学講座 博士4年(2015年5月)

以下に、留学概要・応募理由などを記載するが、内容は応募時のものを転写した。
ビジュアルは一部変更した。

《留学計画の概要》

受入れ機関であるロンドン大学薬学校の Skin Reasearch Group には、薬物の経皮吸収の分野で世界的に著名な研究者が在籍しており、多くの論文を発表し、この分野において世界の研究をリードしている。本応募者は、所属大学の大学院薬学研究科において、薬物の経皮吸収に関する研究を行っており、自身の研究の進展に際し、本研究グループの技術および研究のアイデアなどを参考にしている。そこで、本プログラムを利用し、本研究グループの実験の know-how を吸収し、さらに所属研究者および配属学生とのディスカッションを通して、幅広い見識から一つの事象を多角的に分析する力を得ることで、自身の研究能力を高める。また、自身が行っている研究で得た新たな知見を本研究グループと共有することにより、科学のさらなる進展に繋げる。

《スケジュール》

スケジュール

《学修・実習の目的と達成目標》

本プログラムにおける本応募者の目的は、経皮吸収分野における科学の進歩への貢献である。受入れ機関である Skin Research Group は、 皮膚の物質透過メカニズムや皮膚からの薬物送達システムの構築など、経皮吸収分野において幅広くかつ最新の知見を世界に供与している。本応募者も同分野における研究を行っているが、受入れ機関とは大きな違いがあり、薬物の皮膚適用後の皮膚局所における薬物動態を詳細に検討している。受入れ機関では、自身の研究活動だけでなく他者の研究活動に触れることで、豊かな学識の涵養を図り、自身の研究領域を俯瞰できる能力を養成できると考える。また、自身が行っている研究に関する情報を受入れ機関と共有することで新たな発見や新規研究テーマの着想を期待する。さらには共同研究など、本プログラム終了以降の連携も模索する。自身の研究レベルでの目標は、研究活動を通して実験手技やデータ解析法を習得すること、そしてセミナー等を通してディスカッションおよびコミュニケーション能力の向上を図ることである。一方で、自身が6年制薬剤師養成過程1期卒業者および薬剤師免許保有者である以上、薬剤師の現状やイギリスの薬学教育、ロンドン大学薬学校の教育システムを把握して日本のそれと比較考察する責務があると考える。以上のことより、設定されるべき目的は、グローバルスタンダードに即し、かつ世界をリードする研究能力の研鑽および日本が目指すべき薬学教育や薬剤師像の創出、と設定する。

《応募理由》

私が本プログラムに応募した理由は2点ある。1つ目に、自身の研究分野において、世界トップクラスの研究室で技術を学び、またスペシャリスト(研究者)として極めて高度な研究能力を養える機会を得たいからである。2つ目に、研究者としてだけでなく薬剤師として国民に貢献するためには、グローバルな人材となる必要があると考えたからである。科学者や医療人が国際社会の中で活躍するためには、【多様な社会システムや文化、宗教・思想】に対して深い理解が必要不可欠であり、それを得るためには長期間の海外研修が欠かせない。ただし、本プログラムに応募できたのは、やはり、経済的支援によるところが大きい。官民恊働のこの新規プロジェクトは、特に学生にとって世界の研究機関、教育機関、企業などで自己研鑽を図る、またとない機会を与えてくれる。

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