レアアースを含む磁石合金のリサイクル技術の開発と、ベルギーにおけるレアアースを含む小型家電回収システムの調査

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本日の更新は明田川真由さん(自然科学系、複合・融合人材コース/ベルギー)の日本代表選手紹介です! 日本が都市鉱山と言われるワケは? レアアースってなんなの? 気になる方は要チェック!

1.基本情報

名前:明田川真由(あけたがわまゆ)IMG_1651

ニックネーム:あけた、あけたん、まゆしー

出身高校:新潟県立長岡高校

所属:東北大学工学研究科金属フロンティア工学専攻M1

専門:リサイクル、非鉄金属(主にレアアース)、熔融塩電解

LIKE:旅、水泳、Maroon5、STARWARS、コーンフレーク

野望:この世の全てのコーンフレークを試食すること。

 

・・・・・・・・・「レアアース」という言葉を聞いたことありますか?

レアアースとは、周期表の一番下の方にある目立たない17元素のことを指しますが、これらは少量添加するだけで、製品の機能を一気にアップさせるような性質をもっています。

私たちに身近な製品、例えばスマホや家電、車のエンジンなどにも必ずと言っていいほど使われおり、現代社会に不可欠な元素といえます。このレアアースですが、生産地域が限られており、日本のような資源に乏しい国にとっては無駄使いをすることは許されません。

私は今回の留学で、このレアアースのリサイクルについて研究留学をすることになっています。

留学するのは、指導教員に紹介していただいた、ベルギーのルーヴァンカトリック大学(KULeuven)です。Sustainable Metals Processing and Recyclingが専門の研究室に配属される予定です。約6か月間(2015.8~2016.2)研究してきます!同時に、レアアースを多く含んでいるとされる小型家電のリサイクルシステムの調査についてもフィールドワークとして行ってくる予定です。

2.留学情報

留学タイトル

レアアースを含む磁石合金のリサイクル技術の開発と、ベルギーにおけるレアアースを含む小型家電回収システムの調査

留学計画概要

日本は、「都市鉱山」と表現されるほど多様な金属が再利用されることなく放置・廃棄されている。この問題にアプローチする為には、レアアースを含むスクラップの効率的なリサイクル技術の開発と、市中に存在する使用済み小型家電のリサイクル回収システムの確立の両立が不可欠である。私は、今回の留学で、指導教授の知り合いであり、レアメタルのリサイクル技術の先進的な研究をされているルーヴァンカトリック大学の教授の下で工業的に広く用いられているネオジム磁石のリサイクル技術の研究を行う。同時に、リサイクル先進国であり、WEEE指令によりリサイクル率が高いベルギーの小型家電のリサイクルシステムについてフィールドワーク・大学の学生団体のボランティアを通して調査を実施し、日本の小型家電リサイクルについてのあり方を模索する。また、様々なバックグラウンドを持つ学生とともに、各国の文化を紹介するイベントの企画・運営をし、その中で日本に興味を持ってもらえるきっかけを作る。

留学中の活動内容

①ルーヴァンカトリック大学でネオジム磁石のリサイクル技術の開発に対して積極的に関わり、コスト・技術の容易さなどの点を考慮した実用化が近いものを見極め、今後の研究に活かす。自身の修士論文として執筆し、更にこのテーマにおいて投稿、国際学会で発表する。
②フィールドワークを通じてベルギーの小型家電回収システムの調査を行い、環境先進国のリサイクルのあり方において日本で活かせる点を模索する。
主に、ベルギーの大手リサイクル業者Apparec社、廃家電処理工場Recydel社への企業訪問・インタビューする。また、ルーヴァンカトリック大学の学生団体で行っているリサイクル活動に参加し、学生・地元住民との交流を通してリサイクルに対する意識調査をする。

聞きたいことなどあれば、気兼ねなく連絡してください:D

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