発展途上国で必要とされる技術をどう開発するか

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本日の更新は田岡祐樹(自然科学、複合・融合系/フィンランド・東ティモール)の日本代表選手紹介! 「ものつくり」は誰のためなのか、生まれた地域で将来がまるで変わる現実とは、そんな疑問が重なって「適正技術」と出会った彼を要チェック!

基本情報

トビタテ1期生 自然科学系、複合・融合系人材コース
名前:田岡祐樹
留学先:Aalto大学@フィンランド(交換留学)、tranSMS@東ティモール(インターン)
キーワード:適正技術・BOPビジネス・国際開発・機械・デザイン・Design Thinking・Human Centered Design・Reverse Innovation・Frugal Innovation・Co-creation
所属:東京工業大学大学院理工学研究科(2014年4月~)
所属は機械工学ですが、発展途上国で必要とされる技術をどう開発するか研究しています。デザインと工学とビジネスと社会学(人類学)の間の「どこか」が専門です。

今やっていること

分野に関しては、以下のTED Talkが良く表していると思うので、是非、ご覧ください。もし、興味を持っていただけたら、最後まで読む価値があるかもしれません…

Creative problem-solving in the face of extreme limits
[su_youtube_advanced url=”https://www.youtube.com/watch?v=cHRZ6OrSvvI”]

目的

上述の分野に将来関わるために、フィンランドと東ティモールの2つ国に、それぞれの目的を持って留学します。

フィンランドAalto大学の留学目的は、大きく分けて3点あります。

  • 基礎的なデザイン工学に関する知見を深めること
  • プロジェクトを主体とする講義を履修することで、チームでプロジェクトを進める経験を得ること
  • 発展途上国における技術開発に関連する大学関係者と交流し、日本では得られない知見を得ること

東ティモールへの「留学」目的は、

  • 実際に発展途上国で技術開発を行っている現場を訪問もしくは、活動に参加することによって、理論と実際の活動の差を理解した上で、今後の研究活動に活かすこと

動機 と 経緯

『なんとなく面白そう』という理由で工学部に入学して半年が経った頃のことです。数年おきに、まだ使うことが出来るにも関わらず使い捨てられる製品を見ながら、使いながら、

僕が勉強している工学は、誰のための技術なのだろう。
僕は将来こういった製品を作る側に回るかもしれない。楽しいかな?

という疑問が頭から離れなくなりました。また、「なんとなく行ってみたい」という理由で、学部1年生の春休みに、シンガポールからタイまで陸路北上してみました。

なぜ生まれる地域で、開けている未来が違うのだろう

別の疑問が浮かんできました。モヤモヤとしながら時間ばかりが過ぎました。学部2年も終わろうとしている時に、B級小説の様な偶然が重なり「適正技術」という概念に出会いました。

適正技術:現地のニーズ、文化、環境、人などを考慮したうえでの、最善の技術 (UTB JAPAN)

直感的に、自分の抱えている疑問に答えているものに、出会えたと確信しました。
その後、いろいろあって、『漠然と面白そう』だと思っていた留学が、『是非行きたいこと』に変わりました。

僕の関わり方

適正技術、発展途上国でのものつくり、といっても色々な関わり方があると思うのですが、僕は、「ものをつくるための、技術(機械工学)とデザイン」に軸をおいています。また、ビジネス(BOPビジネス)は技術を、持続可能な方法で効果的に普及させるための方法として、社会学・人類学・開発学は、発展途上国の人々のニーズを理解や、技術が与える社会への影響を考慮する方法として、学んでいます。

コンタクト

もし僕のやっていることに興味を持っていただいた場合は、以下連絡先まで、お気軽にご連絡ください。
yuuki.taoka ++ gmail.com (++をアットマークに)
※返信に時間をいただくことがあります。気長に待っていただけると幸いです。

参考

いくつか関連するウェブサイトを掲載しておきます。もし興味があれば是非。
Website
Diamond Online〈ものづくり〉は、まだ僕らを豊かにできるのか?
UTB JAPAN
See-D Contest
適正技術勉強会
TED Talks
Amy Smith:Simple designs to save a life
Books
世界一大きな問題のシンプルな解き方 ポール・ポラック 東方雅美訳 英治出版 2011年
世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある シンシア スミス (著), 槌屋 詩野 (監修), 北村 陽子 (翻訳) 英治出版 2009年
適正技術と代替社会-インドネシアでの実践から 田中 直 岩波新書 2015年

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