チェコと日本の教育行政や学校経営の在り方を比較し、日本の教育行政や学校経営をどのように改正すればよいかを考察する

本日の更新は小林勇登さん(多様性人材コース/チェコ共和国)の紹介記事です。教師を志すという彼がなぜチェコに留学を決めたのか? そこで得たものを日本の教育にどう活かそうとしているのか? 要チェック!

基本情報

トビタテ1期生 多様性人材コース

留学先:チェコ共和国 Charles University

所属:金沢大学 人間社会学域学校教育学類 3年

出身:三重県

留学の概要

金沢大学の派遣留学のプログラムを利用し、2014年9月から2015年6月まで約10か月間、チェコ共和国のカレル大学の教育学部に所属し、チェコと日本の教育行政や学校経営の在り方を比較し、日本の教育行政や学校経営をどのように改正すればよいかを考察する。大学卒業後は教師という職を通して、自らの留学体験を所属する学校経営に活用し、その後は教育行政に直接かかわる職につくことで、その地域に対する最善の教育の在り方を模索したい。

留学目的

私の夢は地域教育に携わる教育関係の職に就き、より民主的で平等な教育を確立する事であり、カレル大学への留学はその実現性の向上に最も適していると考えています。チェコでは共産主義体制が崩壊して以来、人々はより自由な社会づくりをめざし、その動きはチェコの教育にも影響を与えました。私はチェコの教育を考察し、日本の学校においてさらなる自治を確立することで、日本の教育が抱える諸問題を解決する有効な手段になると考えました。また、チェコの貧困率の低さもチェコへの留学を決めた理由のひとつです。私は裕福とは言い難い家庭で育ち、「教育の不平等」を強く感じました。これは日本において急速に顕在化している問題であり、「子どもの貧困」に起因しています。実際に日本の相対的貧困率は、OECD加盟国中で4番目に高いです。一方、チェコの貧困率は、OECD加盟国の中で最も低い数値です。私は“Equity in Education”といった授業で、新たな平等教育の在り方を考え、学校教育はこの問題に対して、どのような役割を担いうるのかを考えたいです。

申請コースの理由

将来、私は日本の教育に大きく携わりたいと考えている。そのフィールドは実際の教育現場でもあり、教育行政の場でもある。そのためにチェコの教育について学び、既存概念だけの硬直的な考えだけでない、教育のスペシャリストを目指すべきであると思い、専門的人材の実践的学びを支援するこのコースを志望することとした。実際に教育の専門家として、地域で活躍できる場は多方面にわたる。学校との関わりでいえば、教師という仕事をつづけて校長に昇進する道もあれば、教育委員会に加えて、教育長や市長などのように、地域の中の教育と密接に関わっていく道がある。どのような形であれ、留学で学んだことを活かし、地域の教育に貢献したい。よって、私は「多様性人材コース」を志望する。

 

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