イギリス式農業環境政策を、多くの専門家の力を借りながら、定量分析したい

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本日の更新は松高大喜さん(自然科学、複合・融合系/イギリス)の紹介記事です。環境先進国であるイギリスにて、農業政策を評価する力を身につけてくるとのこと。将来を見据えた留学計画を要チェック!

Contents

  1. 基本情報
  2. 留学情報
  3. その他の情報

 

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[基本情報]

トビタテ1期生 自然科学系、複合・融合系コース

留学先:イギリス、CCRI(Countryside and Community Research Institute

Associate staff of Econometrics(2014/11/23-2015/2/28)

所属:東京大学大学院 農学国際専攻(2014年度〜)

出身:熊本県  出身高校:ラ・サール高校

好きなジブリ:風たちぬ

[留学情報]

イギリス式農業環境政策を、多くの専門家の力を借りながら、定量分析したい。

留学の概要

イギリスの研究機関に留学をし、イギリスで施行されている環境政策、農業環境政策について政策評価、モニタリング、政策担当行政官へのヒアリング等を行い、環境先進国であるイギリスの政策を理解し、施行前と後のデータを集める。帰国後、イギリスの指導教官と協力し論文として海外学術誌に投稿し、また日本に応用した場合の影響を選択実験による調査後、修士論文としてまとめる。

農業が食料安全保障、さらには環境保全やエネルギー、地域振興といった食料供給以外の分野に果たす役割を強調することは、日本の従来の主張と同じだが、イギリスの場合はそれを具体化させる様々な政策が現実に打ち出されている。イギリスの環境への配慮の水準は日本のそれよりも格段に高く、環境保全活動に対して、きめ細かく補助金で対価を支払う仕組みが形成されている。日本では農業の多面的機能が漠然と言われているが、具体性が乏しく、保護の言い訳のようにしか受け取られていない日本にとっては学ぶべき点が多い。そのような日本の環境、農業を取り巻く政策に一石を投じるためには、環境先進国の一つであるイギリスの政策を研究することが必要であると感じ、この留学を計画した。

留学の目的

まず一つ目は、現在の専攻分野におけるフィールドワークや、また研究の最先端の現場に属する専門家とのコンタクトを通じて、今後の学習、理論研究などの成果を高めるという目的である。普段は途上国の経済発展や農業政策について、環境経済学や開発経済学のスキームを用いた研究をしているが、実際の政策がどのような現状にあるかを目で確かめる機会や、そのようなことを現場で調査する専門家との交流は少ない。そのような中では、自分の研究が本当に社会に貢献しているのかということを肌で感じることが出来ない。今回の実習において、自身の専攻分野に関連するフィールドワークを、環境先進国イギリスで行い、農業環境政策の現状や課題を自分自身で確認したり、そこで働く研究者との接点をもつことは、今後の研究や学習に良い影響をもたらすと考えている。

次に二つ目の目的は、将来の進路として国際機関で働くなど、国際協力に携わる仕事をしたいと考えており、早い段階で海外での研究を知ることで、現状の自分の力を正しく理解し、身に着けておくべき資質や能力を知った上で、今後の自身の成長につなげていきたいと思う。本実習の達成目標としては、公的には、イギリスの環境政策モニタリング、評価を通じて、先進国の環境政策の現状を正しく理解し、それを論文として世に出すことで、社会に貢献する研究をすることである。また私的には、留学を通じたソフト面、ハード面両面の成長である。

留学に至った経緯

世界を知りたい、自分を成長させる厳しい環境に身を置きたいという思いが以前に増して自身の中で明確化されたことが、留学美に至った大きな理由です。明確化にはいくつかのポイントがありました。例えば、研究室の同期の長期留学や、卒業論文作成などがそのポイントとして挙げられます。いつもよき同志であり、ライバルであった同期の留学は私の留学したいという心に灯をともしてくれました。また卒業論作成時には、方法論の策定などにおいて世界基準が要求され、自分の力不足を痛感しました。高校時より、留学したいという漠然とした考えを持っていましたが、それが具体的なプランとなって実現することはこれまでの大学4年間ありませんでした。しかし、熱意を注いでいた課外活動が一段落し、その制約が外れ一度自身の中で今後の人生設計を考え直す時間が作れ、留学に対してより積極的な姿勢を取ることが出来ました。

留学中の所感

イギリス、グロースターホストファミリーは親切な方々で、かつ娘さんがとても可愛いことが本留学最大の幸せと思われます。グロースターは素晴らしく田舎です。家の隣は広大な牧場です。中心街にはショッピング街と大聖堂があり、生活には困りません。イギリス人は愛想がよく、紳士淑女で、素晴らしい英語を話してきます。英語、研究、ポンド高、トビタテの課題など問題は山積みですが、笑顔で元気に暮らしていきたいと思います!

 

[その他の情報]

小中高大と野球少年青年。高校では無能なキャプテン、大学では準硬式の六大学選抜メンバーを務めた。

大学1年時より塾講師や家庭教師など教育系アルバイトに従事する。今年度は女子高の土曜授業を担当するなどスキル向上に余念がない。

目下はトビタテの報告会開催をもくろんでいる。

 

FB: https://www.facebook.com/daiki.matsutaka

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